従然草

内容がないようです

一年の総括

 

「去年の一番のトピックは?」

 大宮のバーのマスターからの質問。そんな起伏のある人生送ってねえよと答えてやろうかとも思ったけど、まあ思い返してみるとプラスマイナス様々なことがあったんじゃないかと思いそれらを総括する意味で書き残しておこうかなと。

 友人というか先輩が最近やけに街のソシャゲ広告を写真に残しているので何故かと尋ねると、「昔こんなのあったなあ~、って振り返ると結構面白いよ。」という回答をもらった。この文章もきっと僕にとってそういう役割を果たすのかもしれない。それにしてもこの先輩も随分とおっさんぽくなってしまったものである。俺は悲しい。

 

 

<労働者>

 前回の記事で職を失ったことについては書きましたが、その後職を手に入れ(飲食のアルバイトですが)まあ何とか実家に償還されることは回避できました。

 

 働き始めてから1年とちょっとが経過したわけですが、正直そこまでストレスはなく気楽にお仕事できています。お仕事に関するストレスはフリーなわけですが、それゆえに気楽な現状に甘んじている自分に対する自己嫌悪と将来への唯ぼんやりとした不安に苛まれております。

 

 加えて飲食業ということもあって、コロナの影響はやっぱり大きいものでしたね。今は感染者数がなんのそのって感じの世情ですが、飲食業はなんだかんだ言って未だ厳しい状況には変わりないと思います。そこに昨今の物価の上昇がトドメを刺しに来ている。自分もここ数か月でシフトも少しづつ減らされつつあり、いよいよ終わりの時が近づいてきているのかな、という不安が頭から離れません。なんでちゃんと就活せんかったんかなあ。

 

 昔先輩に言われて「その通りだなあ」と思ったことですけど、所謂レールの上の人生を選ぶことってそれはそれで大変で尊いものなんだ、ということを思い知らされています。そういった人たちをバカにしていたわけではないですが(本当だよ?)、自分はレールの上どころかスタートラインに立つことも出来ず膝を抱えて蹲って歩みを止めているだけなんだと思うと本当に嫌になりますね。歩みを止めているようでは起伏もあるはずもないんだよなあ。

 

 とはいえ職場の雰囲気は悪くなく、仕事も割と楽しめているのでまあプラマイゼロというところです。後述するように余暇を楽しめるだけの収入はあるので、気長にこの先のことを考えていこうと思います。

 

 

<俺の愛バ(イク)が>

ぼざろ6話のライブシーンの舞台

 バイクを納車しました。スズキのGSXS-125です。2種原とはいえ、1万回転以上回せる高回転型のエンジンは中々楽しいもんです。排気量の大きいバイクならブン回そうものなら3桁は余裕で出てしまいますが、しょせん125㏄なので大した速度は出ません。だからこそ安心してエンジンをブン回して気持ちよくなれる最高に遊べるバイクですね。本当にいい買い物をしました。

 

 ツーリング、と一言で言っても様々な楽しみ方がありますね。峠をガッツリ攻めてみたり、観光地までのんびり走ってみたり、重い荷物担いでキャンプに行ったり、近所の温泉までひとっ走りとまあ色々です。僕も大体そんな感じの楽しみ方をしているわけですが、まあとりあえず誰も傷つけず誰にも傷つけられることなく言って帰ってくるというレクリエーションみたいなものとして楽しんでいます。

 

 車の運転はなんかオーバーテクノロジーというか自分の手に余るものを握らされている感があって実はあんまり好きではないんですが(楽しいし快適だとは思うけど)、小排気量のバイクだとその感覚が多少薄れるので気が楽なのもあります。

 

 

<アニメ>

去年観たアニメの話。といっても詳しく書くと大変なので箇条書きで。

・EUREKA

 エウレカセブン”ハイエヴォリューション”と名売った劇場三部作の最後の作品。実は21年の作品なんですがまあ12月なんで許して。

 個人的には交響詩篇エウレカセブンから始まる”エウレカセブン”シリーズの総決算にふさわしい最高の作品だったと思います。語るとマジで長いので一言で表現すると、「女の子は幸せにならなきゃいけない」という僕の作品観にドンピシャな作品でした。

 

・地球外少年少女

 皆さんご存知、知らないとは言わせねえ、”あの”磯光男の新作劇場アニメーション。観てない非国民はいないよな?正直内容あんまり覚えてないんで感想も何もないんですが、パンフレットと設定資料集買ってるあたり面白かったんだと思います。

 

・まちカドまぞく 2丁目

"THE GREATEST ANIMATION"(米国〇〇誌 絶賛!)(本年度アカデミー賞 最有力!)

 

たまゆら

 ジェネリックARIA

 

・Engage Kiss

 リコリコはなにも記憶に残ってないけどこれはなんか印象に残ってるしちゃんと面白かった。なんかこう古き良きジャパニーズアニメーションって感じ。百花繚乱サムライガールズとかいうしょうもないアニメが好きな俺にはストライクでした。

 

放課後のプレアデス

 なんでいまさら?って感じですが、薦められたので見てみました。結果、これまで見てきたアニメの中でもトップクラスに面白いし好きな作品になっちゃいました。アニメを多少見れる人は一度は見ておくことをお勧めします。

 内容には関係ありませんが、この作品はガイナックスの事実上最後のアニメ作品なんですよね。なんかそれも相まって全部見終わった後に喪失感が3割増しで襲ってきました。

 

・すずめの戸締り

 語ると長くなるんだけど、つまんないとまではいかないが面白いとも好きとも言い辛い作品って感じ。新海誠先生の次回作にご期待ください。

 

・ぼっち・ざ・ろっく!

『本当に…「ありがとう」…それしか言う言葉がみつからない…。』(ジョジョの奇妙な冒険 STEEL BALL RUN/ジョニィ・ジョースター

 

・Do It Yourself!!-どぅー・いっと・ゆあせるふ-

 最終話の後半目いっぱい使ってせるふとぷりんの絡みをやったの、”偉”すぎる。

 

 

<今後>

 色々あって彩の国にいる意味が薄れてきているので、東京に戻ろうかなと考えてます。仕事を探しつつ金を貯めつつ、まあ気長にやろうかななんて楽観的に考えてますが、時々強い不安に駆られて居ても立っても居られなくなるのは変わりませんね。この居ても立っても居られなさをアルコールで曖昧にするのではなく何か行動に移していくというのが今後の目標になりそうです。

 

 ここまで書いてて思いましたが、やっぱり去年の俺の人生薄すぎない?トピックなんてなかったんだよなあ。

 

 

以上。おしまい。