従然草

内容がないようです

ユエル メモ

目指せS⁺。一回思ってること整理。

<キャラについて>

〇強いところ

ダッシュ弱の性能がそこそこいい

→思ったより前に進むので相手に触りやすい

 

ダッシュ中のリーチが長い

→これは本当に強い部分。よくわからんけどビビッて後ろ入れる相手には刺さる。

 

・遠中がリーチそこそこで2段のため確認が容易

→当てに行く技としては強いのでここは確認を頑張らないといけないところ。立ち回りで遠中が当たったらしっかりリターン出さないと勝てない

 

・構え状態では状況次第でかなり有利な読み合いを仕掛けることができる

→相手の投げとしゃがみ弱が届かない距離で構えると相手の行動を縛れる

 

・有利フレームをとれる技が多い

花嵐や狐火などを使って有利からの択を仕掛けていく。これがこのキャラの読み合いの基礎になる

 

・読み合いの拒否行動が多い

→昇竜、花嵐(構え移行)は拒否としてかなり優秀

 

・かわいい

→避けモーション可愛い

 

〇弱いところ

・火力がそこまで高くない。標準かその少し下くらい?

→読み合いの回数が他キャラより多くなりがちなので少ないチャンスをものにしてしっかり最大取らないとリターン差で負ける。

 

・けん制が弱い

→現状遠中がけん制として機能してない。ダッシュ弱を止めるために虚空に置きたいが、前に進む性質上外すとかなり気まずい。差し替えしされやすく、入れ込みの弱夜天光がガードされると微不利で攻守入れ替えなので有利な状況を作りにくい。そもそも発生がダッシュ弱に潰されがち。

 

・U技が弱い

→このゲーム、生当て(コンボ始動)狙えるU技持ってるキャラが強いと思う。

ただただ強い(特定の対処を必要とする):Uカルマ、Uフェアドレーゲン(オルカーン)、U虚空、Uヴァサーゴ

立ち回りで当てやすい:Uオミノス、Uヴォーパル(レギン)、

特定の状況で強い(投げ釣りとか):Uアルベス、U鬼門

大体強いと思うのこれくらい。ここでユエルのU技を見てみましょう。

U夜天光:発生がそこまで早くないので立ち回りでおもむろに出したくない。しかもガード微不利(−4)。そもそも当たっても端じゃないとコンボにならない。コンボに絡めても火力伸びないし端で当てると浮きが高くなってやけにムズイ。夜天光CTの時しょうがないから使う感じ。

U華嵐:ガードさせて有利(+4)かつ当たったらコンボ行ける。触りに行く技としてはまあまあだが、とにかく発生が遅く潰されがち。特定の状況では強いので狙っていきたい。

U狐火:コンボ用

U焔返し:コンボに組み込むとC版より火力下がるんだけど何で?

 

・構え(当身)がそんなに強くない:1500ダメージで上段しか取れない。誰が1500ダメージのためにおとなしくしてくれるんだ?構えて攻めてても連ガを作りにくいので結局暴れとの読み合いなとこも弱い。

 

・遠弱が短い:ダッシュ弱→遠弱がまあスカる。これのせいでダッシュ弱で触りに行くのが弱い。多少踏み込んでダッシュ弱振らないといけないので性能ほどダッシュ弱強くない。

 

・崩しがない:これはこのゲームの弱キャラ全体に言えること。投げ釣りU技とか立ち回りで当てれるU技持ってないのでどこまで行っても無理やり投げに行かなきゃいけない。

 

<課題>

・まずは対空。しゃがみ強対空をいつでも準備しておかないとダメージ出せないし構え状態の圧がなくなる。飛んでくる小蠅を叩き落して勝利を掴め。

 

・遠中確認がんばれ。今のところできるときとできないときがある。特にリーサル狙える場面ではしっかり確認して殺すこと。

 

・ボタン押すのが遅い。ダッシュ弱があらゆるところから飛んでくるゲームなのでこっちも最速でボタン押せ。

 

・判断が遅い。頭の回転をもっと早くしろ。今の自分は暴れが怖くて構えて様子見が多くなってる。昇竜はくらってもOKと考えてもっと踊れ。

 

ダッシュ弱振りたくないけど振るしかない。最速ダッシュ弱、差し合いのダッシュ弱、触りに行くダッシュ弱などまだまだできてないことが多い。

 

個人的に嫌なキャラ。しっかり対策すること。:2B、ニーア、シス、ランスロ、ベリアル、バザラガ、カタリナ

 

 

一年の総括

 

「去年の一番のトピックは?」

 大宮のバーのマスターからの質問。そんな起伏のある人生送ってねえよと答えてやろうかとも思ったけど、まあ思い返してみるとプラスマイナス様々なことがあったんじゃないかと思いそれらを総括する意味で書き残しておこうかなと。

 友人というか先輩が最近やけに街のソシャゲ広告を写真に残しているので何故かと尋ねると、「昔こんなのあったなあ~、って振り返ると結構面白いよ。」という回答をもらった。この文章もきっと僕にとってそういう役割を果たすのかもしれない。それにしてもこの先輩も随分とおっさんぽくなってしまったものである。俺は悲しい。

 

 

<労働者>

 前回の記事で職を失ったことについては書きましたが、その後職を手に入れ(飲食のアルバイトですが)まあ何とか実家に償還されることは回避できました。

 

 働き始めてから1年とちょっとが経過したわけですが、正直そこまでストレスはなく気楽にお仕事できています。お仕事に関するストレスはフリーなわけですが、それゆえに気楽な現状に甘んじている自分に対する自己嫌悪と将来への唯ぼんやりとした不安に苛まれております。

 

 加えて飲食業ということもあって、コロナの影響はやっぱり大きいものでしたね。今は感染者数がなんのそのって感じの世情ですが、飲食業はなんだかんだ言って未だ厳しい状況には変わりないと思います。そこに昨今の物価の上昇がトドメを刺しに来ている。自分もここ数か月でシフトも少しづつ減らされつつあり、いよいよ終わりの時が近づいてきているのかな、という不安が頭から離れません。なんでちゃんと就活せんかったんかなあ。

 

 昔先輩に言われて「その通りだなあ」と思ったことですけど、所謂レールの上の人生を選ぶことってそれはそれで大変で尊いものなんだ、ということを思い知らされています。そういった人たちをバカにしていたわけではないですが(本当だよ?)、自分はレールの上どころかスタートラインに立つことも出来ず膝を抱えて蹲って歩みを止めているだけなんだと思うと本当に嫌になりますね。歩みを止めているようでは起伏もあるはずもないんだよなあ。

 

 とはいえ職場の雰囲気は悪くなく、仕事も割と楽しめているのでまあプラマイゼロというところです。後述するように余暇を楽しめるだけの収入はあるので、気長にこの先のことを考えていこうと思います。

 

 

<俺の愛バ(イク)が>

ぼざろ6話のライブシーンの舞台

 バイクを納車しました。スズキのGSXS-125です。2種原とはいえ、1万回転以上回せる高回転型のエンジンは中々楽しいもんです。排気量の大きいバイクならブン回そうものなら3桁は余裕で出てしまいますが、しょせん125㏄なので大した速度は出ません。だからこそ安心してエンジンをブン回して気持ちよくなれる最高に遊べるバイクですね。本当にいい買い物をしました。

 

 ツーリング、と一言で言っても様々な楽しみ方がありますね。峠をガッツリ攻めてみたり、観光地までのんびり走ってみたり、重い荷物担いでキャンプに行ったり、近所の温泉までひとっ走りとまあ色々です。僕も大体そんな感じの楽しみ方をしているわけですが、まあとりあえず誰も傷つけず誰にも傷つけられることなく言って帰ってくるというレクリエーションみたいなものとして楽しんでいます。

 

 車の運転はなんかオーバーテクノロジーというか自分の手に余るものを握らされている感があって実はあんまり好きではないんですが(楽しいし快適だとは思うけど)、小排気量のバイクだとその感覚が多少薄れるので気が楽なのもあります。

 

 

<アニメ>

去年観たアニメの話。といっても詳しく書くと大変なので箇条書きで。

・EUREKA

 エウレカセブン”ハイエヴォリューション”と名売った劇場三部作の最後の作品。実は21年の作品なんですがまあ12月なんで許して。

 個人的には交響詩篇エウレカセブンから始まる”エウレカセブン”シリーズの総決算にふさわしい最高の作品だったと思います。語るとマジで長いので一言で表現すると、「女の子は幸せにならなきゃいけない」という僕の作品観にドンピシャな作品でした。

 

・地球外少年少女

 皆さんご存知、知らないとは言わせねえ、”あの”磯光男の新作劇場アニメーション。観てない非国民はいないよな?正直内容あんまり覚えてないんで感想も何もないんですが、パンフレットと設定資料集買ってるあたり面白かったんだと思います。

 

・まちカドまぞく 2丁目

"THE GREATEST ANIMATION"(米国〇〇誌 絶賛!)(本年度アカデミー賞 最有力!)

 

たまゆら

 ジェネリックARIA

 

・Engage Kiss

 リコリコはなにも記憶に残ってないけどこれはなんか印象に残ってるしちゃんと面白かった。なんかこう古き良きジャパニーズアニメーションって感じ。百花繚乱サムライガールズとかいうしょうもないアニメが好きな俺にはストライクでした。

 

放課後のプレアデス

 なんでいまさら?って感じですが、薦められたので見てみました。結果、これまで見てきたアニメの中でもトップクラスに面白いし好きな作品になっちゃいました。アニメを多少見れる人は一度は見ておくことをお勧めします。

 内容には関係ありませんが、この作品はガイナックスの事実上最後のアニメ作品なんですよね。なんかそれも相まって全部見終わった後に喪失感が3割増しで襲ってきました。

 

・すずめの戸締り

 語ると長くなるんだけど、つまんないとまではいかないが面白いとも好きとも言い辛い作品って感じ。新海誠先生の次回作にご期待ください。

 

・ぼっち・ざ・ろっく!

『本当に…「ありがとう」…それしか言う言葉がみつからない…。』(ジョジョの奇妙な冒険 STEEL BALL RUN/ジョニィ・ジョースター

 

・Do It Yourself!!-どぅー・いっと・ゆあせるふ-

 最終話の後半目いっぱい使ってせるふとぷりんの絡みをやったの、”偉”すぎる。

 

 

<今後>

 色々あって彩の国にいる意味が薄れてきているので、東京に戻ろうかなと考えてます。仕事を探しつつ金を貯めつつ、まあ気長にやろうかななんて楽観的に考えてますが、時々強い不安に駆られて居ても立っても居られなくなるのは変わりませんね。この居ても立っても居られなさをアルコールで曖昧にするのではなく何か行動に移していくというのが今後の目標になりそうです。

 

 ここまで書いてて思いましたが、やっぱり去年の俺の人生薄すぎない?トピックなんてなかったんだよなあ。

 

 

以上。おしまい。

 

 

近況

<近況報告> 

 前回の投稿から半年くらい経ったんですね。まあ特に書くことがあるような生活をしていないのですがおそらく近いうちに身辺の変化があるだろうからここらで一回まとめてみようかと。

 

 4月に幸いなことに(?)大学を卒業できた後、一応仕事はしてました。

で、その職場を3か月前くらいに辞めてから無職をやってました。

なんで仕事辞めたん?って質問をされまくりましたが、端的に言えば上司というか会社のやり方が気に食わなかったからです。それ以上でもそれ以下でもない。特に語るべきことはありません。

 

 で、じゃあ無職の間何してたんだよって話ですがキャンプ行ったり登山行ったり本読んだり。あと特にゲームめっちゃやってました。

 

  • オーディーンスフィアレイヴスラシル、十三機兵防衛圏

 以前やったことあるんですが改めて。ヴァニラウェアのゲームって多数のキャラのストーリーが断片的に明かされていく形式を取っているので、僕みたいにワーキングメモリが8ビットくらいしかない人間では何度もやらないと全体を理解できないんですよね。それだけ奥行きのあるストーリーを描けているってことですが。

 まあとにかくヴァニラウェアのゲームは個性的なビジュアルと爽快感のあるアクションが特徴ですよね。朧村正、オーディーンスフィアはシンプルなゲーム性ながら敵を倒すことの楽しさを最大化させたゲームで、動かすだけで楽しくてその上習熟していくとさらにコンボをつなぐ楽しさが見えてくる。まるで格ゲーですねこれ。そしてなによりビジュアル面では森村先生とソーサレスのおっぱい、百姫とメルセデスの太ももなど、個性的なビジュアルの中に見え隠れするフェチズムがたまりませんよね。

 

 十三機兵防衛圏については、ヒロインの比治山くんがかわいかったです。それ以外の感想はありません。世間の評価からいいゲームだってのはみんな知ってるでしょうし。

 

 待望のギルティギア新作。僕もずっと待ってました。しかし対戦ゲームはメンタル下がってる時にやるべきではありませんね。自分の悪いところ、できないところにしか目がいかなくなるし、自分に自信がなくなるから迷いが生じて対応が遅れる。まあでもチマチマやってます。キャラ差はひどいもんですが強キャラを使ってる分その辺のストレスは受けずに済んでるのかなと。まあ格ゲーは過度にストレスと向き合い過ぎない程度に収めておくのがいいですね。何もみんながみんなトッププレーヤーにならなきゃいけないわけじゃないですし。

 

  • テイルズオブアライズ

 テイルズ新作、ついに出ました。僕はシリーズの熱狂的なファンってわけじゃないですが最近の作品はわりとやってました。グレイセスf、エクシリア、エクシリア2とかのPS3の作品は記憶に残ってます。ベルセリアも個人的にポイント高かったですね。(”Z”の話はしないでください)

 アライズですが、テイルズらしい術技をつないでコンボでハメる気持ちよさはそのままに、ブーストアタックやストライクによってスピーディで爽快ながら複雑なゲームになってるなと思いました。個人的には今作の戦闘システムはものすごくツボです。今までやってきた人も、今作が初めてと言う人もどちらも楽しめるシステムになっており、バンナムやるやんけという感じです。そのバトルを彩る美麗なグラフィックも相まって、戦闘がとにかく楽しいのが非常にポイント高かったです。

 ストーリーは可もなく不可もなくってところですが、全体的に見れば今作は非常にいい出来であり、今後のテイルズも期待できるなと思えるものでした。マジで買ってよかった。

 久しぶりにRPGを発売日に買ってやりこむなんてことをしましたが、攻略も何もない中で手探りでやっていくことの楽しさを思い出すことができました。たまにはこういうのもいいもんですね。

 

 ほんの数日前、知り合いに半ば強制的にやらされる形で始めましたが、なかなかに面白い。キャラ毎のストーリー追ってるだけでカジュアルに楽しめます。イベントコミュはまだ少ししか追えてませんが、シーズのコミュが凄すぎて漏らしそうになりました。下手な短編小説より面白い。育成もまあウマに比べればストレスは少ない気がします。でも先にシャの字やってたらたぶん逆のこと言ってたと思います。

 

 

 でも今朝Twitter見たら、推しの声優が炎上してました。なんやねんマジで。

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 まあ正直な話、作品と人間は分けて考えるタイプの人間なので怒りとか悲しみとかはなかったです。ただタイミングよ。始めて数日ってお前。乾いた笑いが出たわ。

 

 

 

<今後>

 近いうちに実家に戻ることになるだろうなと思います。バイトも含めて何社か受けてみましたが全部弾かれました。僕が載ったブラックリストが出回っているのかってくらい落とされました。やはり前の職場を辞める時にゴミ箱を蹴り飛ばしたのがいけなかったのでしょうか?(嘘ですが)

 まあ全部僕の怠惰ゆえにこのような結果になってしまったのだからおとなしく餓死でもしようかって思ってましたが親が中々死なせてくれないもんですね。帰ってこいコールを無視してると親が僕の友人の宅にカチコミしかねない(前科一犯。いやまあ俺が悪いんだけど)のでおとなしく帰ろうと思います。

 

 

 

 以上。おしまい。

 

 

 

 

優駿

お久しぶりです。書いてるたびにこれ言ってる気がしますわね。よく覚えてないけど。

 

基本的に文章を書くときは素面では書けないタチですので、自分が過去に書いたことは忘れています。そういうことにしています。万が一思い出してしまったりしても、どんなに恥ずかしいことを書いても、すべて酒のせいにできますからね。

 

僕にとって文章を書くという行為は封印のような意味を持っているのだと思います。書くと考えが整理される、とよく言いますけど、僕は自分の中の早いとこ忘れ去ってしまいたい(けどなかったことにはしたくない)思いや考えを綺麗に(あるいは煩雑に?)整理し、箱にしまって、記憶の外に追いやってしまいたいのかもしれません。中高生の卒業文集を押し入れの奥に押しやってしまうみたいに。でないといつまでたっても同じところで足踏みして前に進めないらしいのです。

 

 

いつかそれらを押し入れの奥から引っ張り出して「いい思い出」だなんて振り返る日が来るのでしょうか?想像しただけで反吐が出ますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(以下、ウマ娘のネタバレあり)

 

 

 

 

 

 

ウマ娘season2、よかったですね。opを聴くと脊髄から涙が出るようになってしまいました。あんまり語ると長くなっちゃうし言葉にしきれないくらいいいアニメだったので特に多くは語りませんが、このアニメは「夢」という言葉に誠実に、正面から向き合った作品ですね。

 

season1のラストでトレーナーが、「夢はあきらめない限り必ず叶う」とかいう反吐が出るようなセリフを吐きますが、この言葉を口に出す以上、語らなければならないことをseason2で見事にやってのけたと思います。夢を追う中で必ず立ちはだかるであろう挫折、喪失、絶望、といった負の側面をこれでもかというほど描いています。いや普通に観ててつらいわ。ウマ娘じゃなきゃ見れねえよ。

 

しかしそのような苦難の中にあってもテイオーは走ることを、夢を追うことをあきらめません。応援してくれるファンやチームのみんなのために、そして何よりも大切な約束を果たすために。そんな彼女の姿が僕の心にクリティカルストライク。

 

トレーナーが、「エゴでもいいから俺はお前の走る姿が見たい」というような言葉を口にしていましたが、そもそも応援や期待というものは究極的には個人のエゴイズムにすぎません。要するに、「頑張って」とか「負けないで」とか「お前の走りを見たい」というような言葉や、夢を託したりとか期待したりとかは個人の勝手な思いの押し付けだってことです。ターボもキタちゃんも画面の向こうのオタクもそう。みんなみんな勝手なんです。

 

でもそんな思いに応えるためにテイオーはあきらめずに前を向き続けるわけです。こんなに素晴らしいことって他にありますかね?人々の思いや夢を背負って戦い、絶望の淵から救い出す者、こういう存在を「ヒーロー」というのだと思います。ピンポン(松本大洋)のペコを思い出しますね。ドラゴンやスマイルを暗闇の底から救い出すヒーローの姿を。

 

しかもヒーローは一人じゃないところがすごい。ミホノブルボンの思いを受け取って走るライスちゃん、今度こそ本当に折れそうになっているテイオーに自分の走りを見せつけるターボちゃん、なにより一緒に夢を追い続けてきたマックイーンとテイオーの関係など、いつだって誰かが誰かのヒーローになっているのではないかと思います。だからこそどんな苦悩も絶望も乗り越えて彼女らは夢を駆けることができるのだとも感じさせてくれます。そんなまっすぐな彼女らの姿に、やっぱり人は心を打たれ夢を見る。

 

 

つまりウマ娘はみんなヒーローなんです。少なくともあの世界と僕の中では。アカン書いてたら泣きそうになってきた。

 

 

絶望と苦悩、そしてその先にある未来。

そこへ向かって駆けていくすべてのウマ娘達に、ありがとう。そしておめでとう。

彼女らに万雷の拍手と喝采を。響け、ファンファーレ。

 

 

 

 

こっから本題というかタイトル回収。

 

ウマ娘が好きな人には宮本輝の「優駿」という小説がおすすめです(タイトル回収)。こちらも競走馬とその周りの人間たちの物語ですが、ウマ娘ではなく、畜生風情の馬に人が夢と思いを託す姿を丁寧に書いた、人の「思い」のすばらしさに触れることのできる作品です。こちらも是非。

 

www.shinchosha.co.jp

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以上、おしまい。

「他人に迷惑をかけるな」という言葉とゲームの話

相変わらずvの者を追っている最近です。

最近はにじさんじも見るようになったし野郎も見るようになりました。なんならにじさんじの野郎は面白い奴が多いので見ごたえがありますね。見てみないとわかんないことってあるもんですね。

 

それはそうと歌ってみたってなんでみんなおんなじ歌しか歌わないんでしょうか。mixとか著作権の関係なんですかね。もっと個人の好みを前面に出した歌ってみたがあると面白いのになあとか思ったりします。

 

 

タイトルの話。

 

「他人に迷惑をかけるな」という言葉は我が大日本帝国においてよく聞く言葉ですね。お国柄ってやつなんでしょうか。

 

この言葉自体は別にどうだっていいんだけどゲームにおいてこの言葉を持ち出す人の考え方ってよくわからないんですよね。

 

APEXとか昨今のオンラインゲームは顔も知らない他人との協力が必須のゲームが多くなりましたね。それ自体は非常にゲームの楽しさの可能性を広げてくれるものだし歓迎されるべきことだと思います。

 

しかしながら、Vの者の配信とかで下手くそなプレイやトロールなんかにアレコレいう人って多いですね。こういった人がだいたい口にするのが「味方に迷惑かけるな」です。

 

これって殺し文句だと思うんですよね。言ってることは間違ってないし反論もないけど、でもそれを言っちゃあオシマイじゃない?というのが私の思うところです。「迷惑」ってどこからどこまでが迷惑でそうでないのかって実は個人主観的な価値観だと思うんですよね。それをさも「みんなに共有された価値観」のように押し付けるって随分と傲慢なことじゃないでしょうか?というかそもそも顔も知らない名前も知らない人が自分に都合のいいプレイをしてくれるって保証はどこからくるんでしょうか?

 

民度」って言葉がインターネッツでよく見かけられますが、あれも少し似たような意識が根底にあるように思われます。結局この言葉も「自分を気持ちよくしてくれるプレイヤーが多いか少ないか」ってことだと思ってしまうのは私がひねくれてるからでしょうか?

 

自分が快か不快か、で話をするのは別に何の問題もないと思うのですが、「迷惑」とか「民度」という言葉でありもしない協賛者を作り出すというのは浅ましいというか醜いというかカッコ悪いと思うんですがどうなんでしょ。

 

 

 

 

つまり何が言いたいのかというと、格ゲーは最高ってことです。勝っても負けても全部自分と相手の中のこと。死体蹴りしようが勝ち確煽りしようがすべて当人たちの話で済むことです。でもなぜか格ゲー配信者のコメ欄は非常に治安が悪いですね。ああ怖い怖い。

 

 

 

この話はこれで終わりです。お気持ち表明も大概にしないとね。日本酒四合開けた後に書いてるのでなんか文章変でもどうか温かい目でスルーしてください。

 

 

以上。おしまい。

Vtuberにはまった(?)話

タイトルの通りです。ホロライブのVtuberを色々見ています。にじさんじはガワの絵柄が好みじゃないのと野郎がいるので見る気になれません。

このご時世ですし僕は暇なのでなんか放送やってたらみる感じ。よって特に推しとか今のとこはいないです。

 

てぇてぇとかカップリングとか歌ってみたは失礼ながらどうでもよくて、可愛い女の子が楽しそうにゲームしてるのを見るのが楽しいです。

ぺこら氏のドラクエ実況とかすごくイイ。本当に楽しそう。

 

自分も小学校の時に父親からもらったPS2ドラクエ8FFXをやって心底楽しんでた記憶があります。

ゼシカによって性癖を歪められ、ユウナにガチ恋をしたあの頃。

あの頃の自分に確かにあった熱が失われていることに気づき、耐え難い喪失感というか空虚感に襲われています。

 

ゲームにもアニメにも本にも興味が湧かなくなった今、Vtuberという新しい興味の対象はいつまで続くんでしょうね。こうやってハマっては飽きてを繰り返しても何一つ自分のものにならないのに。

 

だからどんなにお粗末なものでも何か生産というか創作している人は心から尊敬します。いや本当に。

 

 

 

ただ、所謂「アンチ」とか「誹謗中傷」みたいなのは避けていても目に入ります。ちょっと前に話題になってましたね。

Vtuberとか芸能人みたいな人気商売は多くの人の注目を浴びる分多くの批判にさらされることになります。僕は見る側としてなるべくそういった情報はシャットアウトしていますが、やっぱり入ってきてしまいますし、批判そのものはあって然るべきものだと思うのでまあいいと思います。

 

ただまあなんというか批判とか誹謗中傷というより、足を引っ張りたいだけの人が一定数いるんだなということを再確認しました。「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」の雪ノ下ちゃんがそんな感じのこと言ってましたね。『自分が努力するよりも他人の足を引っ張った方が楽』的なこと。もしかしたら記憶違いかもしれないけど。

 

某浅瀬嬢の生放送を見ても思いましたが、どんなくだらないことであっても必死になっている人を見下したり足を引っ張る行為は絶対にやってはいけないことなんだと思います。

 

ただ、そういう「全部下らねえ」みたいな気分になる気持ちもわかってしまうんですよね。そういう輩はだいたいそいつ自身が一番くだらない人間なわけですが。

 

自分もせめて誰かの足を引っ張る前にとっとと人生畳んでしまいたいものですね。

 

以上。おしまい。

 

 

 

 

【映画の話】「THE WAVE(ウェイヴ)」

映画のレビューというか感想です。

はいドン。

THE WAVE ウェイヴ [DVD]

「THE WAVE(ウェイヴ)」という映画。

 

あらすじはというと、

とある高校教師ライナー(短大卒二流体育教師)は独裁制の一週間の実習を担当することになります。

そして1日目、生徒の一人が「独裁制とか”過去”故現代では起こりえませんぞww時代が違うンゴwww」とか言い出します。

この一言にプッツンきちゃったライナー先生は独裁制を体験する授業を提案します。ライナー先生を「ベンガー様」と呼ぶルールがこの一日目で設定されます。この日は独裁制に不可欠な”指導者”についての学習で授業を終えます。

二日目は「制服を着ること」、三日目は「実習グループの名前」(「WAVE(ウェイヴ)」という名前になります。これがタイトルにもなってますね)という風に色々なルールが追加されていく中でだんだんと生徒達の行動が変化していく…という流れでお話が進みます。

 

独裁制を形作る重要な要素の一つとして、”指導者”のほかに”規律”がありますが、この”規律”はたらきが非常にうまく描かれている映画だと思います。

最初はおふざけ半分だった生徒たちが、新しい規律が生まれるとともに段々と行為をエスカレートさせていく…という様が「独裁制の身近さ」を感じさせてくれます。

さらに、規律がそこまでヤバそうに見えないこと、そして何より生徒たちが「楽しそう」なのがより「独裁制の身近さ」というメッセージを強調していると私は思います。

いやホント、すごいんですよ。みんな本当に楽しそうに積極的に行動してて。みんなで話し合って、グループの名前考えて、ロゴやステッカー作ったり。独裁制を肌で感じちゃってますよ。理想的な学びじゃないかコレ。どっかの国のお通夜みたいな授業とは大違いですよ。

しかしだから怖い。だから恐ろしい。

 

 

 

そしてもう一つこの映画の重要なキーワードとして、「平等という魔力」という言葉があるのではないかと私は思います。

 

舞台が「学校」という色々な人間が集まる場所ですので、当然一人一人に色々な背景があるわけですね。だからそれぞれにうまくいかないこと・不満・欲求があるわけです。独裁制の起こる条件として「政治不満」「民衆の欲求不満(Hな意味じゃないよ)」などがあるということを授業で学んでいるわけですが、生徒それぞれの本当にささいな、個人的な欲求や不満が、皮肉にも彼らをエスカレートさせる原因となります。

 

独裁制の中では、”規律”に従いさえすれば認められるわけです。”規律”に従っていれば、

背が低くても、背が高い人も

成績が悪くても、成績が良い人も

いじめられっ子も、いじめっ子も、

トルコ人も、ドイツ人も、

みんなみんな”等しい”存在なんですね。人種も能力も経歴も関係ない、みんな"仲間"なんですね。ここには”居場所”がちゃんとある。

素晴らしい。ウェイヴ万歳。

 

これこそが「”平等”という魔力」なんじゃないかなと思います。特に劣等感を抱えている人ほどこの言葉は美しく見えるんじゃないでしょうか。そこで”規律”が人々のあらたな価値基準となることで、集団内における”平等”が達成される。

 

さて、クラス内の誰かが、誰かに劣等感を覚えるように、国民レベルでこの劣等感が浸透したら?その結果がどうなるか、というのはあくまで大して頭の中の密度の高くない私の憶測でしかありませんし、きっともっと密度の高い人が既に書いてるだろうからこれ以上はしゃべりません。

 

独裁制は、人々の劣等感という不満を解決する一つの”手段”だったわけであって、それを選んだのは他でもない、何でもない”人々”(この映画では普通の生徒)だったということは忘れちゃいけないかなと思います。

 

 

ちょっとしゃべりすぎたし見当違いなこと言ってるかもしれませんが、以上がこの映画を観て考えたことになります。

 

あ、そうそう。

独裁といえばナチス・ドイツ。ドイツといえばナチス・独裁。後者は流石に怒られるか。

そんな全体主義独裁制についてはハンナ・アーレントというユダヤ社会学者の著書が非常に面白いです。

でも死ぬほど難しくて何言ってるかわからないので解説書を読むのがおすすめです。

 

 これなんか最近出たやつでなかなか面白かったので良ければ読んでみてください。

 

 

以上。おしまい。